アクリルボックス額縁とはキャンバスやパネルなどの作品をアクリルケースで額装が出来る新しい額縁です。
呼び方としてはアクリルケースやアクリルボックス またはアクリル額縁なんて呼ばれる事もあります。
アクリルボックス額縁の特徴は何と言っても作品の全体を見せることが出来ます。
通常油絵のキャンバスやパネル作品などは油彩額縁を使うことが一般的で、この油彩額縁で額装をすると作品の側面など全体を見せる事が出来ません。
アクリルボックス額縁は作品全体を見せる事が出来るので作家などには人気があります。
またアクリルケースの様にスッキリした感じがあるので現代アートなどにも利用されています。
アクリルボックス額縁の構造はどうなっているの?
アクリルボックス額縁はアクリルケース部分と作品を載せるためのベース2つの構造で作られています。
作品を載せるベースは主に木製パネルを利用しており、その木製パネルに布や紙を貼っているのが一般的です。
布や紙を貼った木製パネルに作品を載せるとスッキリしたアクリルボックス額装の完成です!
アクリルボックス額縁のメリットとデメリットは?
まずはメリットですが、
- 作品のそのものを見せる事ができる。額縁のデザインに影響されない
- 作品の側面を見せる事ができるため作品の良さを見せる事ができる。
- 作品全体が見えるので作品の状態を確認しやすい
次にデメリットですが、
- アクリルケースという構造上、破損しやすい。ちょっとした衝撃で割れたりする。
- スッキリした額縁な為、アクリルボックスのキズが目立つ