油絵用の額を購入する時ってどんな基準で選んでますか?
ただサイズだけで選んだりはしてませんか?もちろんサイズは大事なのですが、それ以外にもちょっとだけ意識した方が良い事があります。
それは使うシチュエーションです。
ここではそのポイントを紹介していきます。
油絵用額縁(油彩額)選びの3つのポイント
以外に気にしない人も多いのですが、油彩額はシチュエーションによって選び方を考える必要があります。
1、作品を入れ替える事を頻繁にする人(額縁を使い回す事が多い人)
作品毎に額縁を購入するのは結構なお金がかかります。額を入れずにそのまま飾ったりすると作品がダメージを受ける事もよくあります。
作品は10点あるけど飾るのはせいぜい1、2点しか飾らないんだよなとかはよくある事です。そんな時はある程度丈夫な額縁か使い回すことによる額縁の傷が目立ちにくい額がおすすめです。
以前の額縁は石膏などで作られた油彩額が主流でしたが、最近は樹脂系の額も増えてきました。石膏系の額は傷が付きやすく、欠けやすいのですが、樹脂系は傷が付きにくい特徴があります。
また塗装無しの木製額もおすすめです。通常木製額にはニス系などのクリヤー塗装がされているのですが、このニス系も長年使っていると傷がつき目立ってきます。
逆に塗装なしの無垢の木製の額でしたら、経年劣化の傷がアンティークっぽさとして雰囲気のいい感じな額縁になります。
2、展示会などで持ち運びをよくする人(出展などが多い人)
いろんな場所で開催されている絵画の展示会ですが、出展する時は自分で持って行く事とかあると思います。1点ならまだしも2点とかになると腕がパンパンに!
額縁って以外に重いんですよね。ちょっと持つだけなら大した事がない額縁も持って歩くとなると、結構大変です。
運送屋さんに運んでもらうにしても、重いと置くときにドンッと置かれて壊れるなんて事も・・・。
そう言う時は軽量タイプの額縁がオススメです。以前は重さの事は度外視されてた額縁が殆どでしたが、最近は軽量タイプの額縁も販売されています。
F10号位の油彩額の重さは以前でしたら5〜6kg位はありましたが、最近では2kg〜3kg位のものが販売されています。
3、絵画として部屋などに飾る人(額縁を動かさない人)
作品を部屋に飾る場合は、デザイン性を重視できます。部屋にぴったりのデザイン性が優れた額縁に入れる事によって作品が引き立つだけでなく、部屋の雰囲気もよくなります。
額縁のデザイン性が良いものは、デメリットとして壊れやすい額縁もありますが、動かす必要がなく、部屋に合わせた額縁で選びたい時は選択肢がグッと広がります。
油絵用の額でデザインがおしゃれなものはない木製のボックスフレームとアクリルボックス額縁です。
キャンバスを入れる事ができる額縁で木製のフレームで出来ている。シンプルな作りですが、自然の雰囲気がおしゃれ
油絵が全部見れるアクリル額。
デザインがスッキリしてどんなお部屋にもぴったり合いそう